◆基本情報◆
家やアパートを借りる場合、不動産業者を通して探す、新聞などのClassifiedにある Rentalの欄、日経新聞の【貸します】などの広告欄、専門誌Rentals等の利用、図書館やコインランドリー、 スーパーマーケットなど人の集まる場所の掲示板、そして友人からの口コミ情報などがある。

◆家、アパートの借り方◆
*確認事項*
@ リース(Term of Lease):借りる期間は週単位、月単位もありますが一般には1年契約です。
延長したい場合は契約更新をしても良いし、更新しなくても毎月の自動延長になります。(Month to month)
延長年内に転勤などが予想される場合は毎月の自動延長にすることをお勧めします。
カナダは契約社会ですから途中解約は原則として許されません。
どうしても途中解約が予想される場合はペナルティー等を折り込んだ途中解約条項を入れておくことをお勧めします。
A 家賃(Rent):普通、入居時に最初の月と最終月の2ヵ月分の家賃を支払います。
家賃に電気、ガス、水道、暖房、駐車場など何が含まれ、何が含まれないかは初めに確認しておきます。
値上げはあるとしても年1回のみで3ヵ月以上前に予告されることになっています。
ただし値上げの上限は州政府がインフレ率に従って毎年決めています。2003年は2.9%です。
B 破損・修理:洗濯機等の備え付けの電気製品はよく作動する状態であることを契約書に明記されています。
入居後の修理費はどちらが負担するのか契約書で確認しておきましょう。
家屋そのものの修理は家主の責任です。
ただし借家人の不注意による破損は電気製品、家屋いずれの場合も借家人が負担するのが原則です。
改装は原則としてできません。
C 保険(Insurance):家の火災保険は家主が加入していますが、第三者保険(Liability)は借り手が掛けておく方が賢明です。
自分の家具や貴重品についても借り手がかけておく必要があります。
D 転貸し(Sublet, Sublease):不測にも契約期間中に解約しなければならなくなった場合、Sublet として新しい借家人を見つけても構いません。
ただし家主の承認を必要とし、更に家賃は最初の契約者(借家人)に最終責任が残ります。
最初から途中解約できる条項を加えておくと安心です。

*家賃の目安*
種類家賃
貸部屋
一般に台所、浴室、トイレは共同
光熱費込$300-$500
貸アパート・貸コンド
Bachelor(寝室と居間が同室)
1 Bedroom
2 Bedroom
3 Bedroom

光熱費込$800-$1500
光熱費込$900-$2000
光熱費込$900-$2000
光熱費込$1200-$3000
貸タウンハウス
Town House 集合住宅、庭付
光熱費別$1100-$3000

貸家
Semi-Detached 2戸建、庭付
Detached 1戸建、庭付


光熱費別$1200-$2000
光熱費別$1300-UP

◆家を買う場合◆
準備から引越までの主なステップ
@ ライフスタイルの検討
A 予算の見積もり(銀行に相談)
B 不動産業者の決定
C 家を見て回る(不動産業者)
D 契約(不動産業者)
E 代金の支払いと家の引渡し(弁護士・銀行)

◆Check Point◆
@ライフスタイル:居住地域や家のタイプについて家族で最初に話し合っておきましょう
家族計画(何人で住むのか)
部屋数と種類
 (寝室、ファミリールーム、バス、トイレの数、キッチンの広さなど)
職場、学校までの距離
環境、公共施設の有無
買物、交通の便
地域の安全性
駐車スペース
増築の可能性

A予算
Mortgage:Mortgageとは、家を抵当に入れてローンを組むことです
頭金は購入価格の25%以上、ローン75%以下で、通常75%以上は借りられません
別にHighRatio Mortgage といって、収入は十分あるが頭金がない人のために頭金5%
ローン95%までの仕組みもあります

【モーゲッジの基礎知識】
First Mortgage:登記書に抵当に入っていることが記載されています。債権者の取り立て順位は1番
Amortization:全額返済するのに要する期間のこと。(25年まで設定可)これにより毎月の支払額が決まります
Term:ローンを貸してくれる期間のこと。6カ月から5年まであります。Term 満期が来たらその時点で再度ローンを組み直します
ClosedとOpen: Closedは金利レートは固定、また元金への払込額は決められていて変えられないものです
つまりローン契約内容は変えられません。もし解約したいときはペナルティーとして金利3カ月分を払わされます
Openはその逆で自由金利レートは変動するし、元金もいつでも大金を払い込む事ができます
金利レートはClosedとOpenとでは異なるので決める前に検討の必要があります
GDS(Gross Debt Service):Mortgageの支払(元金と金利、P+I)と不動産税(T)の合計が、税込み収入の32%を超えないこと
超える場合はMortgageローンが収入に対して大きすぎるということです
      P+I+T
GDS = ―――――――― =32%以下
    Gross Income
必要経費:名義変更登記料、弁護士料、ローン手数料、火災保険料、固定資産税
そ の 他:家具、電気製品、カーテン、改装、引越等の費用も予め見積もっておきましょう

B不動産業者の決定
売家の情報はインターネットでの閲覧が可能で不動産業者はアクセスできます
サービスと的確なアドバイスを提供してくれる不動産業者が安心です
人の紹介、評判などで信頼できる人、希望のエリアに詳しい人を選びましょう
また2人以上の業者に依頼するのは信頼関係をそこなうので避けるべきです
業者への謝礼は通常は売手側が支払いますが、新しい規則で買い手が払うこともありますので確認をすることが必要です

C家を見て回る
具体的な希望条件を不動産業者に言えば条件にかなった〔FOR SALE〕の家をリストアップして予約をとって見に連れて行ってくれます
〔OPEN HOUSE〕の表示がある家は予約は不要です。通常週末が多く不動産業者なしで見に行けますが気に入ればそれまで依頼していた不動産業者を通すようにしましょう
リスト・プライスは売り手の主観が入った希望価格のためかなりのばらつきがあります
Offer前には不動産業者に同じ地域の過去の売値実績も出してもらって相場を把握した方が良いでしょう
納得のいくまで気に入った家を探す方が良いですが、条件のよい家はすぐ売れてしまいます

**続きは順次UPします**