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■パスポート(旅券)の取得■ パスポートには有効期限が5年のものと10年のものの2種類がある。ただし20歳未満は5年のみ。 申請は旅行会社に手数料を払って代行依頼もできるが、受領は本人が出頭しなければならない。 個人で申請するのも簡単なので、住民登録してある都道府県庁旅券課へ出向いてみよう。 申請から取得までは約8日間。申請後、発給日が記載されたハガキが郵送されてくるので、ハガキと申請時に 渡された受理票、手数料を持って本人が受け取りに行く。発給手数料は5年間10,000円、10年間15,000円。 申請書のサインはそのままパスポートのサインになる。サインはローマ字でも漢字でも構わないが、クレジットカードやT/C と同じにしておいた方が、照合のために提示を求められた時にもトラブルが起きにくい。 ■申請に必要な書類■ 1) 一般旅券発給申請書1通 用紙は各都道府県庁旅券課で入手可能。その場で記入しても良い。5年と10年で申請用紙が違うので要注意。 2) 戸籍抄(謄)本1通 6ヶ月以内に発行されたもの。本籍地の市区町村役所ではこうしてくれる。代理人の受領、郵送での取り寄せも可能。 有効期間内の旅券の切り替えの場合で、戸籍の記載内容に変更が無ければ省略可能。家族で申請する場合は家族全員の 載っている謄本1通で良い。 3) 住民票1通 住民登録してある市区町村役所で6ヶ月以内に発行されたもので、本籍が記載されているもの。代理人の受領、郵送での取り寄せも可能。 4) 顔写真(1枚) 縦4.5cm×横3.5cm、無背景、無帽、正面上半身の入った6ヶ月以内のもの。スナップ写真不可。 5) 身元確認書類(1つまたは2つ) 運転免許証など、官公庁発行の写真つき身分証明書なら1つでOK。健康保険証、年金手帳などなら2つ必要。見せるだけですぐ返してくれる。 6) 官製はがき(1枚) 表に申請者の住所、氏名を記入し、裏は白紙のまま。旅券課がこのハガキに受領日についての案内を書いて郵送してくれる。 7) 旅券を以前に取得した人はその旅券 ■ビザ(査証)■ 日本国籍で観光が目的の場合ビザは不要。有効なパスポート (残存期間が滞在日数+1日) と帰国用航空券 (または次の国への航空券) など、出国を 証明するものがあれば入国可能。観光で滞在できる期間は最大6ヶ月まで。予防接種は不要。 ■搭乗手続き■ 利用航空会社のチェックイン・カウンターでパスポートと航空券を提示して、搭乗券 (ボーディング・パス) をもらう。チェックインは出発時刻の2時間前から 開始されるが、早い時間だと窓側か通路側かなど希望の席が選べる。大きな荷物もこの時預ける。預けた荷物にはクレーム・タグ (託送荷物引換証) を つけるのでその半券を受け取ろう。万が一現地で荷物が出てこなかったりした場合はこれでクレームをつけるので無くさないように気をつける事。 ■出国手続き■ チェックインが済んだらセキュリティ・チェックを受ける。成田空港では空港施設使用税を航空券購入時に支払うシステムになったが、関西空港では自動販売機で チケット(2,650円)を買ってからセキュリティ・チェックへ進む。チェックが済んだら出国審査場へ。記入済みの出入国カード (出国審査場にも置いてある) とパスポート、 搭乗券を係官に提示。出国のスタンプが押されカードの半券 (帰国の際の再入国カード) をパスポートに留めてくれるので受け取ったら出国審査完了。 審査場を出た所に免税店があるので、買物をしたい人は利用しよう。後は搭乗ゲートのロビーで搭乗案内を待つ。 ■カナダへのフライト■ カナダへの入国ルートは直行便とアメリカ経由の2通りがある。直行便は一番早く簡単だが、便数が限られ、ゴールデンウィークや夏のオンシーズンには席の確保が 難しい。アメリカ経由だと時間はかかるが、色んなルートがあるし、直行便より安いチケットの入手が可能。それにトランジットの都市で観光が楽しめる。 ■航空券を手に入れる■ 運賃には普通運賃の他にユース運賃、家族割引運賃、PEX (特別回遊割引) 運賃、格安航空券に多いIT (個人包括) 運賃、GV (団体包括) 運賃などがある。 これらの中で旅行者が利用するのは、格安航空券とゾーンPEX運賃による規制割引航空券だろう。航空券は摘要される運賃の種類によって制限が違ってくる。 ゾーンPEXは格安航空券についで安く、一般に馴染んでいる。料金は格安航空券と同じように一定ではなく、決められた旅行出発時の時期区分によって変わってくる。 基本的に混雑時は高く、閑散期には安い。 PEX運賃は格安航空券より若干高いがメリットが多い。例えば有効期間が長かったり、子供運賃の設定があったり、キャンセル料が出発間際でも安かったり。 更に予約の時に席の有無を答えてもらえるので、GWや年末年始などの時期は予定を立てやすい。ただし予約の変更ができないので、きちんと予定を立てる事が必要。 ■アメリカ経由での入国■ 成田からは多くの航空会社が、大阪からはノースウェスト、ユナイテッド、デルタ、アメリカンなどが飛んでいる。アメリカへの直行便からバスや鉄道、フェリー等に乗り継ぎ、 陸路か海路を使ってカナだに入国する方法もある。アメリカ国内での乗り継ぎポイントは何ヶ所かあるが、いずれも入国の際に何点か注意が必要。 ■入国審査■ 乗り継ぎだけの場合でも一旦アメリカに入国する事になるので、入国審査が必要になる。荷物は審査後一度取り出し、再チェックインする。ただし、シアトル経由はバンクーバーまで スルー (通し) でチェックインできる。帰りもアメリカへの入国審査を受ける事になるが、今度はカナダ側の空港内 (バンクーバー、カルガリー、トロントなど) でアメリカへの通関手続きを 済ませることができるので、乗り継ぎポイントの空港では不要となる。 ■アメリカ入国ビザ■ 日本人の場合はビザ免除パイロット・プログラムのお陰で、90日以内の滞在にはビザは必要ないが、アメリカ入国の際に緑色の出入国記録カード (I-94W) と青色の税関申告書を提出 しなければならない。入国時にスタンプを押した下3分の1をちぎってパスポートに添付してくれる。これは帰る際、アメリカに再入国し、出国する時の最終空港で回収される。 ■乗り継ぎポイント■ 主なポイントは、西海岸ではシアトル、ポートランド、サンノゼ、サンフランシスコ、ロサンゼルスなど。バンクーバーに一番近いのはシアトルで、シャトルバスも頻繁にあるし、水中翼船で ビクトリアに入ることもできる。 中西部ではシカゴ、デトロイトなど。東部ではニューヨーク。いずれもバスや鉄道による陸路での入国も可能。 飛行機のみの乗り継ぎは、当然同一航空会社で繋ぐ方が割安。乗り継ぎの待ち時間や目的地への到着時間なども考慮して選ぼう。 ■カナダ入国■ 先ず入国審査 (Immigration) に向かう。機内で渡される税関申告書に記入して係官にパスポートと一緒に提示する。滞在日数や入国目的を聞かれる程度で簡単に終わる。パスポートに入国 スタンプを押してもらったら、ターンテーブルに荷物が出てくるのを待つ。荷物をピックアップしたら税関の審査ブースへ。特に申告するものが無ければ荷物を開けて調べる事は無い。 出口の係官に税関申告書を渡して到着ロビーへ! ■カナダ出国■ 帰りの便はカナダ直行便の場合はりコンファームは必要無い。チェックインは出発時刻の2時間前から。免税店で買物をしたい人や希望の席を確保したい人は早めに行こう。出国は入国より更に簡単。 出国審査は無く、チェックインの際、航空会社の係員がパスポートを確認するだけ。荷物を預け、搭乗券とクレームタグを受け取ったらセキュリティ・チェックを受けゲートへ向かう。 |